6.考察(四女の発言の信憑性)
これまでの内容から、四女の聡香さんだけ父(麻原彰晃)と会話ができたという主張は不自然で、解離性障害による幻聴もしくは、そうあって欲しいと思う彼女の気持ちが脈絡なく発した音を「声」として捉えてしまったのであって、麻原彰晃は三女や加賀先生が著書で述べているように拘禁反応の混迷状態におちいっており、外界の刺激に対して全く反応しない状態だと考える方が自然である。
皆さんはどのように思われますか?
追記)
2018年1月25日、高橋克也被告の裁判で、最高裁が上告棄却決定に対する被告の異議申し立てを退ける決定をしたことでオウム関連の全ての裁判が終了した。
だが、教祖であった麻原彰晃の口からは事件について最後まで語られなかった...
いったいオウム真理教事件とは何だったのか? なぜあのような凶悪な事件が連続して起き、将来有望な若者たちが犯罪に手を染めたのか? 本当は何が起こったのか? これらの問いに対する答えを得るためにも、麻原彰晃が拘禁反応の混迷状態にあるのなら今からでも治療を施し、真実を語らせることが今後にとって必要なのではないか。
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